ゲイビデオ(動画)を評価するための「よも式評定法」

よも式評定法のサムネイル 総論ゲイビデオ

高校生時代からのゲイビデオマニアであり世界中の10000作品以上を鑑賞してきた「よも」です。

友人を招いた時にはゲイ動画を観ながらポイント解説までしてしまい、友人も解説に納得するレベルの専門家となってしまった自分・・

これまでメーカー総論や厳選した動画の紹介をしてきましたが基準を知りたい人も多いはず!

わたしの主観的なものであるため万人に共通するわけではありません。

よもが紹介する厳選ゲイビデオの根拠が知りたい。動画制作などにスパイスが欲しい。ゲイビデオを探すヒントにしたい。
そんな人にとっては参考になる記事です。
この記事では基本的にモデル以外にカメラマンがいるゲイビデオ制作や個人配信者の作品を基(もと)にブログを書いています!
個人撮影などでカメラマンのいない固定(定点)カメラでは撮影方式が異なるため、カメラワークに関しては難題となるところです。
GOODポイントを確認してみるだけでもよいでしょう。
ゲイビデオ・ゲイ動画について参考になる点があれば幸いです。
まずは先に評価ポイントをにしてみました!
評定軸評定要素要素の説明評価ポイント
カメラワークフォーカス焦点のこと。
画面の中央に位置する場所で視聴者にとって目立つ箇所。
焦点にするものが何かによって作品全体に影響を与える。
カメラマンがフォーカス(何を映すか)したいものが定まっているか。
フェチ作品を除いて、視聴者に見せたい映像であるか分かる点が重要。
アングル撮影角度のこと。
フォーカスするものが定まっていると、対象を軸にして角度をつけた撮影ができる。
手撮りと固定(定点)による違いがある。
フォーカスしたものをどのように強調させているかが重要。
手撮りと固定カメラの違いを理解しているか。
尺(時間)尺の比率作品全体やシーン、カットの長さのこと。
撮影したものを吟味して時間を編集するので編集者の意向が反映されやすい。
作品(1パート)の中で興奮させるために時間配分が工夫されているか。
対象にしているものが時間の中に収まっているか。
射精タイミング視聴者が射精の準備に入ること。
タチの射精に視聴者も合わせて射精することが多い。
準備前にお気に入りのシーンを視聴するのが一般的。
射精させるための時間配分などに工夫がされているか。
射精をうながすためのタイミングが考慮されているか。
戯術レベル戯術展開次の性交体位への変換する際の手際の良さや仕草のこと。
腰の振り方などもチェックポイントで、ぎこちないと当然展開もスムーズに行えない。
カラミ方や映像の転換に不自然さはないか。
体位を変換する際にスムーズに移行できているか。
種類性交体位(戯術)の種類の豊富さのこと。
48手全てを行うのではなくモデルの体格に合わせたセックスの技法が重要。
基本体位以外の性交体位でモデルの個性を表現することができているか。
他の出演作品とは違うモデルらしさを戯術で上手く醸しだせているか。
モデルの質ノリその場の雰囲気に合わせて調子づくこと。
視聴者をどれだけ自分(モデル)の表現で引き込めるかがモデル単体の実力ともいえる。
テーマやコンセプトにもよるが、基本的にセックスを楽しめているか。
モデルの素の仕草や瞳がどのようなに映っているか。
演技何かを表現する行為のこと。
紹介でのやり取りから始まり、カラミでのノリを含めた表現、事後のやり取り。ストーリーものの純粋な演技などがある。
視聴者がペルソナを理解したうえで、どこまで自分を表現できているか。
やらされている感ではなく楽しんでいる感じが視聴者から読み取れるか。

評価のポイントについての詳細は下の項目をご覧ください。

この記事で使用している画像は「戯道館」で紹介している戯術(四十八手)を載せてます。(セミナーをしていたので画像はありますが記事の作成がまだ追いついていません💦)

 

評定の方程式

人それぞれフェチがあるため一概にエロさを正しく評価することは難しいです。

テーマやコンセプトも個人の感性によりますが、自分は各メーカーの様々な動画を観てきたのでメーカー作品、個人作品も含めて幅広く理解しているつもりです。

私におけるエロさとは単純に興奮度のことですが、皆さんにもある程度納得いただけるような基準を軸にして評価しています。

なので基準をクリアしていないと、タイプの筋肉質モデル同士がセックスしていても興奮しないレベルの作品と評価しています。

そんな作品は数えきれないほどあります!

わたしの思い描くゲイビデオの興奮度を測る方程式

①カメラワーク + ②尺(時間) + ③戯術レベル + ④モデルの質 = 興奮度

として4種を基軸にして、さらに細分化させて評価しています。

各項目の文末あたりにまとめとしてこのGOODポイントを載せています!

よもオリジナルの評定法になりますから興味のある方や撮影する際の参考にしたい方のお役に立てるかもしれません。

 

カメラワーク

様々な撮影技法の総称です。 カメラの操作方法・撮影技術・映像表現技術などを指します。
カメラワークが作品の中で一番の重要度を占めており、どんなにモデルが良くても撮影の仕方でエロい作品ではなく、モデル紹介用ビデオになってしまうこともあります。
カメラワークで押さえておきたいのはフォーカスとアングルであり、映すアングルは特に重要です。
評定軸評定要素要素の説明評価ポイント
カメラワークフォーカス焦点のこと。
画面の中央に位置する場所で視聴者にとって目立つ箇所。
焦点にするものが何かによって作品全体に影響を与える。
カメラマンがフォーカス(何を映すか)したいものが定まっているか。
フェチ作品を除いて、視聴者に見せたい映像であるか分かる点が重要。
アングル撮影角度のこと。
フォーカスするものが定まっていると、対象を軸にして角度をつけた撮影ができる。
手撮りと固定(定点)による違いがある。
フォーカスしたものをどのように強調させているかが重要。
手撮りと固定カメラの違いを理解しているか。

フォーカス

名詞では「焦点」、「中心」などの意味を持ち、動詞では「焦点を合わせる」、「注目する」などの意味を持つ言葉

カメラマンの撮影次第で作品の良し悪しが確定するといっても過言ではありません。

そして、作品の良し悪しだけでなく、映るモデルの質としても影響が出てきます。

たとえば、あまりにもカメラワークに恵まれないモデルは、モデル単体がエロくない!と評価されてしまいます。

もちろん編集者が自分のフェチに合わないシーンを削除していた場合は監修、編集者の質が低いだけですのでカメラマンの質とは関係ありません。

それではフォーカスするポイントを解説していきましょう。

フォーカスとは焦点や中心のことであり、カメラマンが映したいものが何であるかが問われます。

モデルがいるのに「部屋をメインに映していた!」なんてあったらフォーカスの対象が間違っています。

部屋をメインに映す作品はほとんどありませんが、意外とカメラマンが何を映したいか分からないような映像は多々あるんです。

主にモデルを映す部位として ①顔 ②体 ③性器 の3つがポイントになります。

たとえば、あなたが映像を観たときに 覆面して顔を隠しているので顔がわからない シャツを着ていて体がわかりにくい トランクスのようなパンツを履いており竿の形もわからない この3つの条件で許容できないものは何でしょうか?。

おそらく多くの人は③であり「性器が隠れているような作品はAVと呼べない!」というのではないでしょうか。

①の覆面や②の体については、複数による覆面SEXやユニフェチなどの服などを着てのセックスなどがあるため需要があるといえます。

しかし、ゲイビデオとして刊行された作品に竿が映っていないような作品はありませんよね。

ということはオカズとして基本的に隠してはいけないのは③の性器であり、作品全体として多く映すべき部位であることは明白といえます。

しかし、残念ながら日本はモザイクが必要な国であるため、モザイク編集による負荷があるのも事実。
編集が大変なこともあるため性器を映す時間が減っていたり、遠くから撮影して性器を見えにくくしたりしています。
個人は仕方ないところがありますが、メーカーの作品でさえ性器をあまり映していないという現状には嘆かざる負えません。

また、日本の作品は海外に比べて顔をフォーカスして撮る作品が多いです。

誰のどんな体にカタチの気になる性器が付いているかが気になるのであって顔を集中的に撮るのであれば顔写真だけでも十分でしょう。

顔を撮影するときはモデルの表情が分かりやすいときや、たまに確認する程度に映せば問題ありません。(コンセプトにもよる)

顔もアングルが違えばイケメンからブスに見えてしまったり、その逆もしかりですから映し過ぎず鳴いているときなどタイミングを狙えるとよいでしょう。

また、常にカメラマン自身が動きつづけている映像はフォーカスするものが定まっていないためであり、画面が絶えず動いており急にシーンが切り替わってしまう作品などもあります。(海外の個人作品では特に多いような気がします)

エロいシーンを撮影したいのは気持ちとしてわかりますが、視聴者の視点が定まらず、ポイントの映し方が激しく変わるため目が回ってしまう作品もあります。

迷ったら性器や結合部を集中的に映し、たまに体や顔を撮ることで視聴者も安心して抜くことができます。

フォーカスする順番は 1:性器>2:体>3:顔 であり、全体的に性器は多く映るようにして、意図しない限り画面から離す必要はあまりない。
フェチ用の特別な撮影以外では基本的に性器を集中的に撮影しましょう。

もちろんずっと結合部を映していたり、ドアップばかり撮ってもいいわけではありません。

フォーカスする比率は全体の 顔20% 体20% 性器60% が無難といったところで、近目60% 遠目40%といったところでしょう。

 

アングル

被写体に対するカメラの撮影角度。また、その構図(画面の構成)

一番重要なのがカメラのアングルであり、カメラマンの戯術とセンスが問われます。

アングルが上手く撮影できているのであれば自然とフォーカスするものは定まっていることになります。

タチが射精するときに外に発射させるときは鈴口から出るシーンが必須であり、中出しであればバックから玉の躍動感も含めて撮影できればGOODといえるでしょう。

BADな例だと、正常位のときに真上からずっと撮影している、背面騎乗位をしているときにウケの顔ばかり映している、射精時になぜか背中を映している、といった具合です。

ちなみに上記の映像がなぜBAD(NG例)なのか分かりますか?

シーンを切り取って前後の映像を観たときに何をしているのか、どんな体位なのか、表情含めてどんな状態なのか、ということがすぐに把握できない点です。
30秒たっても鳴いてる顔だけ映していたら何をしているのか分かりません。
せっかく体力を消耗させる「乱れ牡丹をしているのに結合部だけ映したら、その体位でヤッた意味があるのか?視聴者は普通の騎乗位だと思ってた!なんてモデルが不憫です。

体位に注目するのであれば「その体位でセックスする意味」が分からないと本当のエロさが伝わりにくいです。

複数シーンに注目するのであれば、竿が並んで激しく揺れ動いてるようなシーンが見たいはず。

複数でエロく喘いでいるとはいえ顔ばかり映していれば、アングル以前にフォーカスの仕方が間違っていると断言できます。(メインが顔撮影の作品であれば問題なし)

他には、ずっと動かないで固定したように撮影するならカメラマンは必要ないでしょう。

手撮りによる撮影と固定(定点)による撮影の違いも把握しておかなくてはなりません。

手撮りによる撮影は撮影者の技術と経験に大きく依存し、手ブレを最小限に抑えてクリエイティブなアングルを探すためには熟練が必要である。
撮影者がシャッタースピードや露出をリアルタイムで調整でき、温かみのある雰囲気が出る。
手振れやブレが写真や動画に影響を与えることがある。
固定カメラは技術的なスキルが低い撮影者でも比較的簡単に高品質な映像を撮ることができ、ブレもないため安定性がある。
あらかじめ設定された条件で撮影を行うため、リアルタイムの調整が難しい

上記の点を踏まえた上で撮影する必要があります。

基本的にはセックスというのは手撮りの方が興奮させるようなシーンを拾うことができるので好まれ、固定は被写体が小さく映ることも多いため好まれません。

しかし、手撮りだからといって激しくアングルを替えるのではなく、ゆっくりと動くことで視聴者に焦燥感を与えることなくエロいシーンが撮影できます。

他の体位では映しにくい、その体位だからこそのセックスシーンを撮影しましょう。
結合部をメインで撮影してカメラを全体が映るようにゆっくり離れたり横などに移動するだけでエロさが伝わってきます。
各戯術の撮影技法に関しては「戯道館」で紹介している体位の記事をご参考ください。

現在の作品の多くはフォーカスやアングルを理解していないがために作品の質が問われています。(友人も同意見)

ぜひ戯道館にて体位に関するカメラのレクチャーも行っていますので興味のある方はご覧になってみてください。

 

尺(時間)

映像の業界で作品全体やシーン、カットの長さのことをいいます。

わたしが作品を見るときは、先に作品の収録時間を把握してから動画を10秒ずつコマ送りにしてどんなシーンが構成されているのかをチェックします。

コマ送りにすることでカメラワーク、セクションや体位の全てを把握でき、全体をマジマジと眺めなくても流れが予想できます。(ある意味ほとんど見ている状態?かも)

評定軸評定要素要素の説明評価ポイント
尺(時間)尺の比率作品全体やシーン、カットの長さのこと。
撮影したものを吟味して時間を編集するので編集者の意向が反映されやすい。
作品(1パート)の中で興奮させるために時間配分が工夫されているか。
対象にしているものが時間の中に収まっているか。
射精タイミング視聴者が射精の準備に入ること。
タチの射精に視聴者も合わせて射精することが多い。
準備前にお気に入りのシーンを視聴するのが一般的。
射精させるための時間配分などに工夫がされているか。
射精をうながすためのタイミングが考慮されているか。

 

尺の比率

作品全体やシーン、カットの長さのこと。
わたしの考える比率とは作品、または1パート含めて全体の収録時間から
①紹介 ②前戯 ③結合 ④事後の4セクションに区切ることで把握できる比率です。
それでは4セクションについて説明していきます。

①紹介とはモデルに自己紹介をさせたり、スタッフが質問してモデルに回答させたりするシーンですね。

ぶっちゃけ源氏名(仮名)で撮影している時点でノンケだろうがなんだろうが質問の回答には信憑性は薄いといったところ。
アナルの縦割れを見ればアナルセックスが初めてでないのも分かるため「初めてです♡」と答えていても茶番!という感じで見てましたw

最近の作品は有名になったモデルの撮影が増えたりしているためか、自己紹介も省略されることが多くなりました。

②前戯とは、キスや69(シックスナイン)などのフェラに、アナルのクンニなど結合する前にお互いの気持ちや興奮度を高め合う儀式です。

いくら結合がエロ動画の基本だといっても前戯をしないでいきなり結合しかしない作品はほとんど見当たらず、結合にしか興味がない!というのはフェチの一種といっていいでしょう。

みなさんはおそらく私のようにゲイビデオ評論家ではないので、3種類もお気に入りシーンを観れば絶頂に行けると思いますから、気持ちを高めるためにも前戯もしっかりと観ることが大切です。

③結合とは、アナルセックスのことでゲイビデオにおけるセックスシーンとはアナルを使った結合であり、一番重要なセクションともいえます。

多くの人は(男女含めて)動画全体の比率で結合しているシーンが多く占めてくれないと興奮度が下がるのではないでしょうか。

そして、結合シーンが少ないことはカメラワークや戯術が足りていないといった懸念を与えるため注意が必要です。

④事後とは射精後に賢者タイムとなった賢者同士の後のやり取りのことです。

賢者タイムに入っているため映像に意識してしまいぎこちない演技を見ることも多々あります。

射精して事後の様子は映さずフェードアウトする作品もあれば、オフショットやNGシーンなどを追加映像にしている作品もあります。

以上の4つがセクションとして分けることができます。※紹介が省略されると3セクション

作品の比率は監修・編集者が吟味しているため、作品を観れば製作者のフェチも分かりますw

作品の関係者は自分のフェチを優先するのではなく、視聴者に合わせた結合シーンを組み合わせるなどの技量が必要となるでしょう。

上記の点から重要なのは③の結合ですが比率の例をあげてみましょう。

全体を100%としたときに ①紹介は5% ②前戯は30% ③結合は60% ④事後は5% といった感じでしょう。
40分(1パート)作品ならば ①紹介に2分 ②前戯に10分 ③結合に25分 ④事後に3分 といった感じでしょう。
メーカー作品は個人と違い収録時間の制限があるため、個人撮影であれば自由です。

ちなみに事後のシーンを射精タイミングとして利用している作品はありません

モデルが賢者タイムになっているので当然ではありますが、新しいゲイビデオのカタチとして事後のシーンで興奮させるような映像が撮れると一つの新境地となるのではないでしょうか?

 

射精タイミング

視聴者が射精する準備に入ることであり、おおよそ1分以内での射精が多い

射精するための時間や、タイミングは人それぞれですが一般的に抜くことが多いといわれるタイミングがあるのをご存じですか?

視聴者の多くはタチが射精するシーンに合わせて自分も昇天してしまう人が多いそうです。

自分もモデルの射精に合わせて昇天することがありますが、射精シーンが好みでない作品では気に入ったシーン(タマ合わせなど)をオカズにして抜いています。

ほとんどの人はお気に入りのシーンに映像を切り替えて、射精する準備に入ります。

そこで、もしお気に入りシーンが一瞬しか映らなかったら悲しいと思います。

そこで製作者が射精タイミングを設けるための参考になるよう収録時間を表にしました

尺(時間)特徴射精タイミング
1~10秒カメラマンが常に動きまわっている状態であり、視聴者の視覚や心も安定しなくなるお気に入りシーンが無いに近い状態なので作品として評価されにくい
11秒~30秒1回のコマ送りではシーンが続いているため作品全体として焦燥感なく視聴することができる射精直前であればタイミングとして問題はないが、じっくりと映像を味わうのには不向き
30秒~1分全体的な安定感があり、お気に入りのアングルをじっくり味わって射精することができるこのタイミングであれば途中で射精した後でもお気に入りの映像が続くため余韻も楽しむことができる
1分以上コマ送りしても映像が切り替わらない状態であり、固定カメラでの撮影であれば理解できるが、カメラマンの手持ちによる撮影でアングルが動かないのは問題がある可能性射精準備としては遅漏タイプの人やフェチ映像を長く観たい人には好まれるが変化のなさは飽きの原因となる

上記の表から30秒から1分以内でのコマ割りがベストといえるでしょう。

10秒早送りしても3回分は好きなシーンが映っていれば安心しますね。

射精後にもまだ気に入ったシーンが続いていたら賢者タイムだとしても眺めてしまいたくなるもの。

タチが射精したときに一緒に弾けたくなるようなセックスシーンを楽しみたいですね♪

 

戯術レベル

戯術とは雄同士の性交体位のことであり、必須の基本体位には「正常位」「騎乗位」「後背位」が主流。(戯術はよもが作った造語)

戯術の基礎には他の体位を構成させるための基本となる体位として「立位」「測位」「交差位」などがあります。

評定軸評定要素要素の説明評価ポイント
戯術レベル戯術展開次の性交体位への変換する際の手際の良さや仕草のこと。
腰の振り方などもチェックポイントで、ぎこちないと当然展開もスムーズに行えない。
カラミ方や映像の転換に不自然さはないか。
体位を変換する際にスムーズに移行できているか。
種類性交体位(戯術)の種類の豊富さのこと。
48手全てを行うのではなくモデルの体格に合わせたセックスの技法が重要。
基本体位以外の性交体位でモデルの個性を表現することができているか。
他の出演作品とは違うモデルらしさを戯術で上手く醸しだせているか。

 

戯術展開

次の性交体位への移るときの手際の良さや仕草のこと。流れ。

わたしがデータベースにしてから現時点で100種類を超える性交体位ですが、奇抜な体位もあるため全てを実践するのは不可能でしょう。

作品の多くは基本体位の3種類で終わってしまうことが多く、体位を変化させる先に生じた体位をたまに続ける程度で、変化させた体位で楽しむことが少ないです。

うまく性交体位をつなぐ方法としては「体位種別」として分類された体位の基本要素を把握しておくことです。

簡単にいうと「正常位」からはどんな体位にも変化させやすいです。

しかし「立位(互いが立っている状態)」になったときは立位の範囲でできる性行為でないと、正常位や後背位などに移行する必要があるため。動き回ることになります。

無駄に体力を消耗したり、体位の変換で抜き差しを繰り返していると興ざめしてしまうこともあるでしょう。

セックスの体位を流れるように次の体位に移行できると、種類や流し方を理解しているということでモデルの戯術レベルが高いといえます。

逆に体位を変えるたびに竿を抜いたり、映像がいきなり切り替わり体位が変わってると不自然で視聴者が違和感を感じます。

頻繁にシーンが切り替わったり、つなぎ合わせて加工していると感情移入がしにくくなります。

私が「騎乗位」に変化させるときには正常位から座位に切り替え、自分が後ろに倒れることで騎乗位に転換させることがあります。

戯術を例にすると「正常位(網代本手)座位(唐草居茶臼)→騎乗位(本茶臼)」です。

流れをスムーズにするために戯術(性交体位)の種類や種別といったことを理解しておきましょう。
戯道館では性交体位の種類を紹介していますが現在も随時追記してます!

 

種類

性交体位(戯術)の種類の豊富さ。

上記の戯術展開でも述べた通り性交体位は100種類以上あります。

そもそも江戸時代の男女の性交体位を記した書物である四十八手や裏四十八手(20種)を合わせても68種であり、雄同士の性交体位は記されていないため私が整理、研究したものも含めて100種類以上をなります。

この性交体位ですが種類がたくさん存在するということはお互いのセックスの有り様もさまざまといえます。

タチなら竿の長さや太さの違い、ウケなら穴の位置や感度といった違いがあるため、必ずヒットする体位があるわけではありません。

体位の種類を学んでおくことは互いに合った結合方法を探せることにもつながります。
「どちらかがヘタで満足できなかった」のではなく、「互いに結合方法を模索しないために両者とも満足できていない」という考えの方が正しいでしょう。

現在の動画で見かける性交体位には変化がなく、基本体位のみで撮影されていることがほとんどです。

国内においてはたまに見かける珍しい戯術は「砧(きぬた)」(↓の画像)くらいで「立ち松葉」や「宝船」などの体位に挑戦しているゲイビデオは基本ありません。

種類を増やせないことは基本体位のみで毎回同じ撮影をしているということであり、モデルが変わるだけで実質中身は変わっていません。

メーカー作品でも多いのが、反響のあった人気モデル同士を再度絡ませることですが、たいてい2作品目以降は初作品と変化がないため比べてしまい「どちらが良かった!」という比較がなされます。

その比較を回避する方法の一つが性交体位の種類を増やす行為です。

作品の1パートにつき約2種類の変化のある性交体位があると作風が変わります。※あまり戯術の種類を増やすとパフォーマンスになってしまいます!

フェチ好きには当然フェチの合った方が気に入られますが、好きなモデル同士が普段見せないようなカラミ方をしているだけで、その作品もまた特別なものとなります。

もちろん互いに合うような性交体位を模索するべきで無理して奇抜な体位を行うと違和感となってしまいます。

よもが性交体位(戯術)に豊富さがあると認めるゲイビデオメーカーは、世界的にも有名な Belami でありご存じの方も多いのではないでしょうか。
①カメラワーク ②尺(時間) ③戯術レベル ④モデル の4種すべての条件を満たしており、当然Belamiは他で見かけないような性交体位も見せてくれることがあります。(全作品のことでありません)

 

 

だんだん目の肥えてきたゲイビデオの視聴者の刺激の一つとして魅せる戯術を期待したいところです。

この性交体位の種類に関してはゲイビデオメーカーだけでなく、一般の動画配信者にも言えることです。

筋肉質が大好きの私でさえ、ガタイのいいモデル同士が絡んでいるだけでは興奮できません。

変わった体位を一つ取り入れるだけでも、この作品でしか見られない映像があると思えるのです。

正常位などの基本体位といわれる撮影は必須であり、その作品でしか魅せることのできないモデルに合った戯術を取り入れることで比較要素が薄まります。

種類を知りたい、他の体位に関する情報などを学びたい方は
戯道セミナー」の講師をしておりますのでお問い合せください。

 

モデルの質

わたしのいうモデルの質というのは「イケメン」のことではありません!

イケメンという基準は人によってタイプが別れるためイケメン保証!をするのが難しいです。

みんなが口をそろえていう場合は「美男子」になるでしょうから「イケメン」という単語を公の場で遣わないようにしています。

なので私のビデオ紹介のコメントでもあまり「イケメン」などの単語を遣わないのはこのためです。

評定軸評定要素要素の説明評価ポイント
モデルの質ノリその場の雰囲気に合わせて調子づくこと。
視聴者をどれだけ自分(モデル)の表現で引き込めるかがモデル単体の実力ともいえる。
テーマやコンセプトにもよるが、基本的にセックスを楽しめているか。
モデルの素の仕草や瞳がどのようなに映っているか。
演技何かを表現する行為のこと。
紹介でのやり取りから始まり、カラミでのノリを含めた表現、事後のやり取り。ストーリーものの純粋な演技などがある。
視聴者がペルソナを理解したうえで、どこまで自分を表現できているか。
やらされている感ではなく楽しんでいる感じが視聴者から読み取れるか。

 

ノリ

その場の雰囲気に合わせて調子づくこと。

いわゆるモデルがノッている状態とは互いを求めている、楽しんでいるように見えることですね。

ノリが良くない代表例はマグロ(感情を表に出さず無表情な状態)というのがありますね。

意外と視聴者はノリの良さは感づいているもので無理にメス鳴きしていると演技をしていると絶対にバレてますw

ノリよくできる体質(強み)としてはセックスが大好きなことと誰専(雄なら何でもOK)が必須条件でしょう。

またモデル同士の質が高くて互いにタイプだったり、目をキラキラさせながらヤっているときもノリがいいといえます。

竿がギンギンになっていることも重要ですが、顔を映すことが多い日本の動画ではモデルの表情に加え、目(瞳の輝き)も観察対象としています。

視線がカメラを向かずに互いに見つめ合っていたり、目力やウルウルした瞳になっていたら高評価ポイントですね。

また、メーカーの撮影現場をみたことがないのでイメージになってしまいますが、テーマやコンセプトが決まっていることを除いて、モデルが自由に動けるかでノリにもつながっているように思えます。

だからといって自由にやらせすぎるとカメラマンがエロいシーンを多々逃しているようなこともあるので事前の打ち合わせも重要でしょう。

タチウケともに喘ぎ声の抑揚は大事だが、過度に泣き過ぎたり無音もNG。
相手を自然と求めているようなノリが一番視聴者の気持ちを興奮させるのであり、表情だけでなく目元にも注目してみるとより感情が伝わりやすい。

 

演技

見物人(視聴者)の前で芝居・曲芸・歌舞や、体操などの技を行って見せること。

上記のノリと演技は何が違うのか!

ノリは自然と表れるものですが、演技は自分をアピールするために意思をもって行います

ストーリー作品やテーマとコンセプトが決まっている内容だと、本格的にセックス以外にも演技をさせていますが、セックスをしているときは演技を忘れてノリがよい状態を表現できればモデルの演技としては最高ですよね。

ストーリー作品内の演技の他に、もうひとつ大事な演技がセックス前のモデル紹介映像でしょう。

紹介の時点でペルソナ(仮面)をかぶり、源氏名(職業女性が用いる仮名のひとつ)で撮影し、ときにはノンケ(恋愛対象が女性)のフリまでしなくてはならない(全員ではない)ので演じるのは大変だと思います。

ちなみに元彼がビデオモデルなのは後で気づいたのですが、とある発展場で出会いアナル舐めとかしたときは「初めて♡」といいながら、既にビデオでガッツリ舐めてもらってるじゃないか!
ホモは嘘つきだね!(名言)

紹介されているモデルが「ノンケです。男は初めてです!」といいながらアナルは縦割れしていた・・なんて映像もありますねw(アナルが縦に広がっているのは穴で遊んでいる証拠)
やっぱりホモは嘘つきだね!(2回目名言)

自分は「ノンケ」を強調しながらゲイ関連の仕事をするモデルに違和感を持っています。

恋愛対象は女性である問題ありませんが、好き(恋愛感情は別)になることのない男性とのセックスはどのように思っているのでしょう。

多様性だといいながら恋愛は女性ビジネス(セックス)だから男(金)とも我慢して相手していると捉えられてもしょうがないですよね・・

勿論ダメではありませんが、この考えはいつか本人を苦しめることになる日がくるのではないか気になるところです。

 

演技で気になる点といえば指示待ちで目が泳いでいることがあったり、過剰にメス鳴きしすぎて引いちゃうような作品もあります。そういったスパイス作品も必要ではあります!

ここで、どうしても鳴きたいけど我慢をしているように装うなら後背位の時にワザと枕に顔を伏せる・・なんてやり方もありますね。

また、ナマ中出し作品が多くなってきた中、無理にナマをしている風に見せる作品もあります。

現在はプレップなどのHIV予防薬などもあるため、モデルが射精時にゴムを外して飛ばす心労も考えると無理してナマセックスを演じるのではなく、堂々とゴムを付けていることを示すことも大事になります。

必ずしもナマだけがエロいセックスではないことは過去の作品達が物語っているわけですから、現在の作品に疑似ゴム、疑似中出し(白濁ローション)は好まれない撮影方法といえます。

純粋に撮影を楽しんでいる作品は視聴者にも伝わるため興奮度が増します。

過度な演技は控え、痛みがあればそれをうまく表現してみるのも新しいカタチに発展することがあるかもしれません。(痛みで泣き叫ぶのをみるのが好きな人たちは意外と多い)

基本的にはモデルは源氏名で撮影をしているため、すでにペルソナ(仮面)をしている役者である。
ノンケ風を装ったり嘘をついているのは一定の視聴者にはバレてしまうものだから、演技力も大事だが素直な面も演技のなかの魅力となる。

 

まとめ

上記の評価ポイントを改めてまとめてみましょう。

あとオマケも用意してますw

興奮度の高い作品とは

項目の「評定の方程式」では評定のポイントとなる部分のヒントになるような解説をしていきました。

改めて表を下記に載せます。

評定軸評定要素要素の説明評価ポイント
カメラワークフォーカス焦点のこと。
画面の中央に位置する場所で視聴者にとって目立つ箇所。
焦点にするものが何かによって作品全体に影響を与える。
カメラマンがフォーカス(何を映すか)したいものが定まっているか。
フェチ作品を除いて、視聴者に見せたい映像であるか分かる点が重要。
アングル撮影角度のこと。
フォーカスするものが定まっていると、対象を軸にして角度をつけた撮影ができる。
手撮りと固定(定点)による違いがある。
フォーカスしたものをどのように強調させているかが重要。
手撮りと固定カメラの違いを理解しているか。
尺(時間)尺の比率作品全体やシーン、カットの長さのこと。
撮影したものを吟味して時間を編集するので編集者の意向が反映されやすい。
作品(1パート)の中で興奮させるために時間配分が工夫されているか。
対象にしているものが時間の中に収まっているか。
射精タイミング視聴者が射精の準備に入ること。
タチの射精に視聴者も合わせて射精することが多い。
準備前にお気に入りのシーンを視聴するのが一般的。
射精させるための時間配分などに工夫がされているか。
射精をうながすためのタイミングが考慮されているか。
戯術レベル戯術展開次の性交体位への変換する際の手際の良さや仕草のこと。
腰の振り方などもチェックポイントで、ぎこちないと当然展開もスムーズに行えない。
カラミ方や映像の転換に不自然さはないか。
体位を変換する際にスムーズに移行できているか。
種類性交体位(戯術)の種類の豊富さのこと。
48手全てを行うのではなくモデルの体格に合わせたセックスの技法が重要。
基本体位以外の性交体位でモデルの個性を表現することができているか。
他の出演作品とは違うモデルらしさを戯術で上手く醸しだせているか。
モデルの質ノリその場の雰囲気に合わせて調子づくこと。
視聴者をどれだけ自分(モデル)の表現で引き込めるかがモデル単体の実力ともいえる。
テーマやコンセプトにもよるが、基本的にセックスを楽しめているか。
モデルの素の仕草や瞳がどのようなに映っているか。
演技何かを表現する行為のこと。
紹介でのやり取りから始まり、カラミでのノリを含めた表現、事後のやり取り。ストーリーものの純粋な演技などがある。
視聴者がペルソナを理解したうえで、どこまで自分を表現できているか。
やらされている感ではなく楽しんでいる感じが視聴者から読み取れるか。

評価ポイントにつながるGOODポイントと照らし合わせるとなにか発見があるかもしれません。

厳選ゲイビデオメーカーを一つにまとめた紹介記事は作成中ですので厳選ビデオはトップページからご覧ください。

 

金玉フェチ

金玉が大好きでしょうがない私ですが、じつは昔はそこまで金玉にこだわりがあったわけではありませんでした。

べつに今でも金玉を見れば幸せ・・というわけではありません。

自分が目覚めたきっかけはゲイビデオに飽き始めたときに、あまり見かけることがなかったシーンを見ることができたからです。

それは海外の作品で背面騎乗位になり激しくピストンすることでお互いの玉が激しく揺れて玉同士がぶつかり合う様子でした。

国内、海外ともに撮影しているシーンは多いのですが、わざと玉同士をぶつけ合って撮影するシーンはあまり見かけません。

作品の多くは結合部が隠れてしまうので玉を持ち上げたり、ウケが後ろに寄りかかるので玉同士がぶつかることはありません。

逆にウケが前かがみになってぶつけ合っているのが分かるけど、結合部が隠れるためかカメラが離れていくので結局タマ合わせシーンが小さくなってしまったり影を作って分からないなんてことが多いです。

気になる人はさまざまなゲイビデオをご覧になってみてください。そして、わたしと同じ玉フェチなら同意見が多いのではないでしょうか。
国内で玉撮影を上手く撮れているビデオメーカーはJUSTICEぐらいでしょうか。(ブログ内のJUSTICEの厳選ゲイビデオリンク

わたしが満足するような作品は大変少ないのでタマ合わせ百景作品集を作っても半分の50作品もないでしょう。

たとえば戯道館の戯術(性交体位)ではカメラワークについても言及しており下記のような注意点なども掲載しています。

後背位や背面騎乗での中出しシーンにおいてウケの尻とタチの結合部が映る上からのシーンは悪手です!
いろんなビデオメーカーが射精時でも上側から撮影してますが、メインのシーンではなく、サブシーンで撮ることをオススメします。
射精時に映えるのは掘っている竿の棒部分だけでなく、ウケの竿や玉も含めた射精の躍動感です!
正常位での中出しもバックからの撮影が必須であり、横側や上側から撮るのはカメラマンとしてカメラワークを理解できていないと分かります。

いつか玉フェチ紹介作品を記事にしても面白いかもしれませんw

下のリンクに紹介するリンクは私のキンタマ愛があふれた記事です♡

 

作業風景

この項目を覗いているということはよもの作業部屋(聖域)が気になってしまったんですねw

ちょこっとだけ部屋の中をご案内します。

駅から徒歩約7分ほどの場所にあるわたしの家ですが、新宿なら1時間程でイケる所にあります。

ロフトがありトイレとバスルームも別にあるので泊りに来たり、イチャイチャすることができますw

そして今の聖域はノートパソコンとモニターの2つの画面を使って記事を書いたり、大きいモニターに映像を移動させてゲイビデオ様たちを拝む日々を過ごしています。

前はワイヤレスイヤホンを使っていましたがヘッドホンの方が少し迫力を感じるので、大きなモニターとヘッドホンでビデオ鑑賞しております。

そしてmyfansなどに載せるために自作品を編集していますがモニターが大きいとモザイク処理が外れているところも分かりやすいので便利ですね!

ここで評価と発散を同時にするために動画を何種類も見ているわけですね。(キチガイ)

ちなみにポルノ映像は一回の射精のために多くの種類を見過ぎてしまうとEDの原因にもなるらしいんですが、職業病?だからしょうがないね!!

ちなみに20代はアニメオタクといっていた私ですが、約3年前の引っ越してばかりの部屋が下の画像です。

うーん、ごちゃごちゃしとるな・・(整理はしているけどロフトにも保管していた)

今は冷蔵庫も台所にうまくハマるようになったし、飾りも少なめにしたのでちょっとはスッキリしているのかな・・・

30代になってからはフィギュアも買わなくなってしまった・・

ここまでご覧いただきましてありがとうございました。

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